古賀茂明さんの「報道ステーション」降板から考える

2015年3月16日 16時09分 | カテゴリー: 活動報告

 昨日のネット決起集会にはたくさんの方にご参加いただきました。心よりお礼申し上げます。講演会のゲストが古賀茂明さんだったことも満員御礼の所以でしょう。講演を聞いて、古賀さんからやっぱり情報をもっと得なきゃと私も思い、遅ればせながら、古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジンに登録し、購読をはじめました。

そこには、
◆「報道ステーション」を“降板”する事情
◆安倍政権は末期的?
◆東電の隠ぺいと「完全にブロック」発言
◆フォーラム4について

など、さっそく読みたい記事ばかり並んでいました。

 古賀さんは、メルマガ等多様な場、多様な関係を創り出して、今考えていること、思ったことを伝えることを辞めません。マスコミがダメなら市民メディアで!
 それにしても、マスコミの閉塞感はひどいです。古賀さんの「報道ステーション」出演も、3月27日の金曜日が最後となると聞きました。報道ステーション篠塚報道局長が古賀さんを出すなと言ったから、出られなくなるそうです。日本社会や世界の真実を発言すると、古賀さんみたいにマスコミから追放されてしまう。つまり政府の意向を汲みとった民間から言論「弾圧」をうけるわけです。1910年の「冬の時代」。優れた知識人・思想家・政治家らが思想弾圧を受けて処刑されました。その後、1945年の敗戦まで、若者を含めて、戦争に反対、「いやです」の一言も発っせられず、国家が情報を隠ぺいし、国民のあらゆる権利と自由を奪う時代が続きました。
それらを踏まえて、古賀さんが今鳴らし続けている警鐘を、私たちは、受け止めたい!と思います。
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 さて次に、ミニコミで伝えられたメッセージを、もうひとつ紹介させてください。
 国立では、市内の小・中学校の卒業式と入学式の日に、校門の前でビラを配っている人たちがいます。「学校行事に日の丸と君が代を強制しないでほしい」というのがその主な主張ですが、その心は、子どもたちに、自分の意見を持って、疑問は口にしてほしいという熱いメッセージです。子どもたちに語りかけるならば、私もこのように分かりやすい言葉で、想像が羽ばたくように語りたいと胸に刻みました。以下は、今年の「ビラ」に書かれた言葉です。
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東京大空襲を知っていますか。
70年前の3月10日、米軍のB29爆撃機300機以上が東京の下町地区を中心に焼夷弾で無差別爆撃を行い、一晩の作戦で10万人以上が命を失いました。第二次世界大戦末期のことでした。
 
無謀な戦争でした。日本軍の兵隊だけで200万人以上が死にましたが、その大半は戦死というより餓死や病死でした。日本軍が出て行ったアジアの国々での死者は1千万人を超えます。戦争の末期に、爆弾を満載した戦闘機やモーターボートなどで敵の軍艦に体当たりする、いわゆる「特攻」のことを聞いたことがあるでしょう。今で言うなら自爆テロです。恐ろしい作戦ですが、これを上から命令したのでは戦意が落ちるというので、この作戦への参加は志願で集められました。
 
若い兵隊たちが一列に並び、「志願する者、一歩前へ。」という号令で全員が一歩前に出たのだそうです。あなただったら、そんな空気の時に自分はいやだと言えますか。若者たちが自主的に命を捨てて敵艦に体当たりしたというので人々は感動し、大いに意気が上がったのです。実際には敵に与えた被害はあまり大きくなかったそうですが。
 
国立市の「平和都市宣言」には、「この世に正しい戦争などというものはありません」とあります。でも最近、必要なやむを得ない戦争があるからその準備をしなければいけない、という意見が聞こえます。
 
70年前、戦争の被害にこりごりした日本人は、紛争を解決する手段として武力を使わない、と決めました。そういう憲法をもっていることを誇りに思います。そして「一歩前に」と言われたときに「いやです」と言える私たちでありたいと思います。学校は、自分の意見を持ち、疑問を口にできる、そんな場であってほしいと思って、私たちは毎年こうやってビラを配っています。
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 子どもたちが昼間の大半の時間を過ごす学校は、自分の意見を持って、疑問を口にできる場であって欲しいです。
 一方、安倍政権はすでに、国防軍を持つことを憲法上義務付ける憲法改正草案を提出しています。https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf
 
 もし、いま私たちおとなが、戦争ができる国づくりに「いやです」と言うことをためらい、躊躇するようなら、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起る」ことに加担してしまいます。子どもたちはおとなをきっと見ているはず。現政府に対しては一歩も引かずに「いやです」と言い続けましょう! 古賀さんみたいに!