ヒロシマ・ナガサキ原爆忌に集団的自衛権にNO!

2014年8月6日 17時36分 | カテゴリー: 活動報告

織井青吾さんの『韓国のヒロシマ村・陝川―忘れえぬ被曝韓国人の友へ』 昨年、国立市の「体験を聴く集い」で話しをされた織井さん。 14歳で被曝。昨年、亡くなった。終生、ヒロシマに出稼ぎにきて被曝した韓国人の友のことを思い、300頁もの作品として世に遺した。

戦後69年。今日のヒロシマの日を、いつもの夏とは違う想いで迎えている人は多いのではないでしょうか。
安倍政権は、7月、武力により他国を守る「集団的自衛権」を閣議決定させました。また昨日8月5日には、武器輸出や国家安全保障会議等を盛り込んだ「防衛白書」を閣議で了承させています。この動きは国民の理解が得られず、安倍内閣の支持率は40%台にガクンと落ち、それは、政権与党内にも異論や慎重論を唱える声が続いています。
 地域の自民党議員内には、
■集団的自衛権についてどう説明すればよいかわからないといった戸惑いが広がっている
■なぜ解釈変更を急いだのか分からない
■国民への説明の仕方がまずい。そのため支持率が落ちている
■教育の現場でも分かりやすく説明する方法をとって欲しい
■武力行使する場合の具体的例を出してほしい
■説明しにくく、非常にやりにくい問題
 
といった声が相次いでいるそうです。そこで、昨日5日、安倍首相と石破幹事長自らが、自民党本部に都道府県代表者を集めて説明するという異例の会合を開きました。
 行使容認について慎重な検討を求める意見書を県議会で可決した岐阜県連代表を含めて、上のひとつひとつのどれも素朴な質問を見ると、国民が感じていると同じ疑問を実は政権政党の地方議員が抱いていることがよくわかります。政権与党の公明党さんも、きっと同様でしょう。だから、私たちはまだ諦めずに、戦後培ってきた平和主義と立憲主義の立場を根底から覆す安倍首相の強引さと暴挙を、超党派で止めさせる途を常に開いていたいと考えます。

忌野清志郎「DNAに刻まれた反戦の心」3歳の時亡くなった実母が遺した1冊のスクラップブックを、 育ての親から大人になって手渡された。折しも、反戦・反核CD『COVERS』を大手会社が発売を取りやめ、 インディーズで発売できるようになった直後だった(1988年)。戦死した夫を慕う実母の深い思いを読んで、清志郎は、反戦は、自分のDNAに刻まれたものだったと感じたと語っている。

 
9日に行われるナガサキの平和宣言は、現状を反映して、集団的自衛権の行使容認に触れ、戦争に繋がるものとの懸念を表明すると聞きました。私は迂闊にも、この宣言が、学識、被爆者、関係団体代表など15人で作り上げていることを知りませんでした。首長ひとりの発言に留めず、民意を反映する制度がここに生きているわけです。
安倍首相は、集団的自衛権は戦争の抑止力となると詭弁を弄していますが、かつての15年戦争、第二次世界大戦も自衛の名目で始め、朝鮮や中国を侵略し、無数の民を殺しました。また日本の兵士の多くは餓死により戦死し、国内の民は空襲で焼かれ、朝鮮人虐殺、沖縄での地上戦、ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下というように地獄のような十数年が続いたわけです。ナガサキ平和宣言の起草委員会は、それら一連の忘れ難い記憶をもって、“被爆者の権利と義務”として、集団的自衛権を容認しない態度を9日に表明します。
 
アベノミクス経済戦略は、米国同様、戦争によるカネ儲けをも選び、死の商人として原発や武器を売り歩いています。しかし私たちは、原発の押し付けや戦時下に苦しむ外国の民衆とも手を携えて、安倍政権にはっきりNO!をつきつけましょう。私も、ヒロシマの日に改めてそう心に刻んでいます。
 
 

2014.08.07からの予定(2014.08.06現在)