日本にとどまらず世界から抗議!—“大飯原発の再稼働”

2012年6月27日 18時10分 | カテゴリー: 活動報告

国立市議会「原子力発電に依存しない社会への転換を求める意見書」可決!

 昨日、6月市議会が終わりました。
 
 最初に、議員提出議案として提出し、市議会で可決、国に対して意見書を上げることができた
「効果的な節電で電力不足の夏を乗り切り、原子力に依存しない社会への転換を求める意見書」について報告します。

賛成12名:ネット(2)・みどりの未来(1)・共産党(3)・社民党(1)・みんなの党(1)・みらいのくにたち(1)・こぶしの木(1)・つむぎの会(1)・新しい風(1)
反対9名:自民党(5)・公明党(3)・民主党(1)

 これはもともと、市議会開催中の16日に、野田首相が「大飯原発再稼働を、政府の最終判断とする……国民生活を守るため、再稼働すべきだというのが私の判断だ」と公表したこと対する抗議の意味からつくった意見書でした。全会派一致による可決をめざして、みどりの未来が中心になって交渉に入り、結果、上記の通りの意見書となりました。

 意見書の内容は、誰しも認める、いたって常識的な内容です。
●原子力に多く依存してきた関西電力管内では、今夏の電力需要がひっ迫し、厳しい状況にあると言われている。引き続き東電管内でも可能な限りの節電を実施して、電力需要に不安のある地域への電力融通を最大限行ない、全国の市民生活、経済活動への影響を最小限に抑える必要がある。
●国には、日本全体で節電・省エネに取り組むことにより原子力発電に依存せず夏を乗り切るとともに ①省エネルギーの徹底 ②再生可能エネルギーの利用拡大と分散型エネルギーシステムの導入 ③過渡的エネルギー源としての化石燃料発電の効率化・クリーン化により、持続可能で安全・安心のエネルギー社会への転換をさらに推進することを求める。

 この文案に意見もし、手を入れたにもかかわらず、前半と後半の関連がわからないなどと討論し、結果的に反対に回った会派がいたことは、いかにも残念でした。
 
 さて、大飯原発再稼働にあたって、原子力安全・保安院が示した30項目の「安全基準」が、信頼に値しないことは周知のところです。ベントフィルターや免震棟の設置、防波堤の嵩上げなどが「計画」の提示に留まり、先延ばしされているのですから、福島第一原発事故を反省していない原子力ムラの暴走が続いています。

 しかし、日本においても、大飯原発前で、首相官邸前で、東電前で、各まちで、各市町村議会で抗議の声を上げている市民はおおぜいいます。さらに、海外から膨大な数の「大飯再稼働反対」の声が上がり、日本政府に届けられています。パリ・ベルリン・フランクフルト・ムンバイ・ローマ・ソウル・バンコック・ニューヨーク・オレゴン・シカゴ……。※詳細は、東京ネットHPを参照のこと。

 日本が世界の声を無視する時、良いことはありません。先の侵略戦争の例を出すまでもなく、今の時代は、日本市民が世界各地の市民とつながって主張することができます。福島の被害・被曝を忘れて、産官学マスコミを含め経済一辺倒の論理で、3.11以前の社会に戻ろうとする力に、世界市民として抵抗し、いまこそ、異議を唱えていきましょう!