議会はポスト争いをしている場合ではない!

2012年5月10日 11時26分 | カテゴリー: 環境保全・循環型社会

多摩川衛生組合議会・監査を国立市議から、報告その2

 前回のHPに続き、多摩川衛生組合(一部事務組合)における新たな監査を、国立市議会から1名選出することになった経過と結果を報告します。4月27日に2回、5月1日に1回会派代表者会議が、急遽、開かれました。その結果、
自薦により「大会派」の自民党・明政会の大和議員、それに「一人会派」の池田議員が手を上げる。議長を入れた二人の協議が行われたが、お互いに譲らず、抽選となる。最初に引いた池田議員が当たりを引き、監査は一人会派の池田議員に決定。

 さて慌ただしい中、ともかく国立市議会から監査1名を選出しましたが、幾つもの疑問と課題は残されたままだと感じています。環境行政を預かる組合として大問題のもろもろの不祥事と事故、それに書類送検までされている多摩川衛生組合の改善は急務です。そのような中で、市民からは、そもそも論として、監査をひとり増やすことが組合改善にどう繋がるのか、責任転嫁にすぎないのでは、との批判の声が出ています。

 国立市の会派代表者会議で、私も出来る限り時間をとって質問をしましたので、ご紹介します。
 ◆なぜ、このような短い時間での提案になってしまったのか?
4月27日の会派代表者会議が第1回目の協議であったにもかかわらず、5月2日には、国立市長が、推薦議員名を組合に持っていくとのスケジュールは、いつ、どこで決まっていたのか不透明。
◆組合議会でも、組合内に設置された「あり方検討会」でも、公的な場においては、「組合の改革・改善のために外部監査を入れる」としか決まっていない。にもかかわらず、なぜ、国立市議会議員から一人推薦することになったのか、決定過程が不透明。
◆監査の任期、報酬額、監査としての仕事内容と量など、明記した文書が何もしめされていない。
◆以上指摘した問題の上に、国立市議会から監査を1名出すのであれば、すでに組合へ議員が出ている「大会派」からの選出は、認めがたい。
◆「外部監査」は、あくまでも、環境行政の専門家や財政的に目の利く専門家としての外部監査1名を増やすとの方向を、今後、国立市議会として検討すべき。

 会派代表者会議では、国立から出ている組合議員の代表(自民党議員)が、私たちからの質問を受けて答えました。が、いずれの質問に対しても、組合事務局と組合議会との双方での協議と合意が不充分なためか、納得いく回答は得られていません。

 生活者ネットとしては、組合に議員を出している立場としても、今回不透明であった部分は、今後、組合議会で質していきたいと考えています。その為にも、閉じた組合議会に、市民の傍聴を呼びかけいきます。
 また、国立市議会としては、組合の改善こそが大命題であることを念頭において、ポスト争いといった時代遅れの行為を繰り返さないよう、次回は、市民の納得のいくしかるべき外部の識者を探すべきと考えています。多摩川衛生組合の現状を常にウオッチしながら、市議会で協議をすすめるよう働きかけていきます!