多摩川衛生組合の監査を国立市議会議員から出す?

2012年4月25日 22時47分 | カテゴリー: 環境保全・循環型社会

 今朝も、家庭からごみを出して、私も家の中をすっきりさせました。行政がごみ処理を日々行ってくれる。誰もに等しく与えられた「権利」で、たいへん便利で有難いしくみです。

 さて、国立市民の可燃ごみ、また不燃ごみから資源物を取り出して焼却処理を行っているクリーンセンター多摩川(稲城市・多摩川衛生組合)に、国立市は、今年、「分担金・負担金」として約5億5298万円を支払う予定(2012年度予算)。当然ながら、私たちの税金で支払われています。

 市民生活に欠かせない役割を担っているクリーンセンター多摩川ですが、約2年半前から事故や不祥事が続いていることに対して、最近、心配の声が多く寄せられています。おおまかに、まとめると次の通りになります。

・2009年12月〜2010年2月:有害ごみ(蛍光管・乾電池)の焼却実験を行う。
・2010年6月:塩酸漏えい事故。約1ヶ月間、償却停止。
・2010年9月:有害ごみ不適正処理、発覚(6〜8月、稲城と狛江市の廃蛍光管を焼却していた)。→最終処分場のある日の出町が、焼却灰の搬入拒否。
・2011年6月:府中市からの事業系一般ごみに、破砕した蛍光管(約10本)が混入。
・2011年9月:灰クレーンバケットへ作業員を搭乗させる。
 →2012年3月 八王子労働基準監督署、多摩川衛生組合及び同組合副参事を「労働安全衛生法及びクレーン等安全規則違反」の疑いで東京地方検察庁・立川支部に書類送検
・2012年2月:灰押し出し機械付近で、水素爆発事故が起き、作業員が負傷。 

 何と事故が多い、と思われることでしょう!
 多摩川衛生組合は、これらの一連の事故等を受けて、組合運営の監視体制・安定した運営体制構築のため、監査委員の1名増を検討してきました(「議会のあり方検討委員会」)。私も1年前まで、組合議員を務めましたが、その際も、「事故等再発防止策」として「組合の業務運営に対する外部による監査について 平成23年度中に検討する」と報告を受けてきました。

 現在、監査は2名—組合議会選出議員1名(現在、稲城市議)、識見1名(府中の元職員)。
 長く続いた事故等を受けて、今回選出される監査は、会計監査に留まらず、事務的監査をしっかりできる人が求められている意味で、たいへん注目されています。識見から1名推薦すること、となっています。生活者ネットとしても、この「外部監査」の導入は必要と考え、組合議会においても、市議会の議決においても賛成してきた経過があります。
 
 さて、この27日(金)午後1時〜、国立市の会派代表者会議において、組合議員でない「議員」を1名推薦する件が話し合われます。私もこの会議に会派代表として出ていますので、3人目の監査も市議会議員から出すことに決まった経過や意味を含め、市民目線できちんと協議をしたいと考えています。また、報告いたします。