遺伝子組み換えから生物多様性を守る

2011年6月7日 15時08分 | カテゴリー: 活動報告

農水省パブコメ募集6/21まで

 昨年10月、名古屋で、生物多様性条約締約国会議(COP10)が開かれ、遺伝子組み換え生物の国際間における輸出入への関心も高まりました。日本においても、生物多様性を脅かす恐れがあるといった問題に対し、国民の間で話題になっていました。
 遺伝子組み換え(GM=genetically modified)の技術は、生産効率を上げるために開発された技術で、たとえば、除草剤の効果を持った細菌の遺伝子の一部を切り取って、大豆などの遺伝子に組み込んでしまうことです。草取りは面倒、また虫が付くと困るなどから、遺伝子自体を操作してしまうもので、自然循環に逆らう操作ということになります。
 農薬使用が全国の主流となり、また今では、日本は、世界屈指のGM輸入国となっています。日本は、この意味においても、計り知れない環境汚染、生物多様性へのリスクを負っていると言えます。

 昨年末にも、農水省は、除草剤の耐性を付与した大豆2件の承認について、また今回も、西洋なたね・とうもろこし(2件)・綿の合計4件の遺伝子組み換え作物を承認しようとしています。政府が頼んだ学識経験者から、「生物多様性への影響の可能性はない」との意見をもらったので進めたいというわけです。

 しかしながら、累積していく農薬や化学肥料が日本の土壌を蝕み、食品添加物や着色料などが人間の体を蝕んでいくように、遺伝子まで組み換えてしまった種や作物の疑わしさは、未だ払拭されていないのではないでしょうか。疑わしいものは食べたくない!と、私たちは率直に思うのです。特に子どもたちには、出来る限り食べさせたくない、と考えます。

 農水省が、いま、モンサント社等が申請している遺伝子組み換え食物の承認にあたって、国民からのパブリックコメントを求めています。お忙しい時期かとは思いますが、以下をクリックして、あなたの声を届けていただきたいと思います。
https://www.contact.maff.go.jp/maff/form/b3da.html

さらに詳しい関連情報は、こちらをご覧いただきたいと思います。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001373&Mode=0

 生活者ネット全体としても、農水省に対して、異議ありの声明を発信していきます!