新市長! 強引な提案に市民は納得しませんよ

2011年5月17日 21時55分 | カテゴリー: 子育ち・子育て

年度途中の学童保育料値上げの提案

 昨日16日(月)、18名の学童連協委員(2010年度)から、「育成料値上げについて十分な説明と慎重な対応を求める要望書」が提出されました。「要望書」は、学童連協・総会の前の短い時間で、子育て支援課長より、「保育時間の拡大及びそれに伴う育成料の値上げ」について、6月議会に提案するので了承願いたいといった突然の提案に対する、“待った”になっています。

 総会は、私も賛助会員として出席していた14日、土曜の夜に開かれました。迅速に提出された「要望書」は、総会後、土曜の夜(夜中)と、翌日曜日の貴重な休みを使って保護者によってつくられたことになります。本来ならば、総会後は、次年度の役員さんに引継ぎも終えて、日曜日は、気持ちもゆったり、子どもとともに過ごす日だったのでしょうに!

 学童連協の保護者は、普段から、子どもたちの放課後の居場所としての学童保育について、7学童間で、また多摩地域の学童と連携を取りながら学習を重ね、市との交渉に関しても提案型ですすめてきました。

 それに比べて、市による今回の提案は、時間延長を使う者も使わない者も、基本料金を、現行の月額3000円から、一律2000円アップして5000円にするという提案。別途、夜7時まで延長する場合は2500円が必要となり、トータルは一挙に2.5倍の7500円に跳ね上がります。保護者は、4月入所に当たって月3000円の育成料で契約をしたばかりで、数ヶ月も経たないうちの年度途中に、基本料金を改訂することは契約違反です。職員配置のていねいな説明が無いなかで、大幅値上げは到底納得のいくものではありません。これまで構築してきた保護者との信頼関係にヒビが入るほどの、乱暴な提案でした。

 保育時間の拡大については、関口前市長の時に、午後6時から6時30分への30分間の時間延長が試行され、アンケート調査もおこなわれて、働く親たちにたいへん歓迎されていました。夏休みなどの長期休暇中、朝30分の前倒し開所も含めての本格実施が待たれていただけに、残念でなりません。

 今回の値上げ提案を、新市長は「知らなかった」と責任逃れして済ますことはできません。新市長にも、これまで大事にされてきた、市と当事者との話し合いのスタンスは守っていただきたいと思います。

*市の「学童保育時間の拡大」に伴う保育料アップについての考え方が示されたものとして、「2011〜2015年度基本計画(実施計画)事業 中間集約」がある。7ページ。「次世代のための国立市行財政健全化プラン2015」に、今回の値上げは載っていない。