被災地の子どもたちが心配

2011年3月25日 14時53分 | カテゴリー: 子育ち・子育て

市役所1Fでの展示「子どもたちと考えたい被災地のこと」
市役所1Fでの展示「子どもたちと考えたい被災地のこと」
■「震災孤児」のケア体制の整備を
 今週より、児童・生徒ら子どもたちは春休みに入ります。被災地の現地リポートが続々届けられるなか、倒壊したまちや学校での子どもたちの暮らしが、たいへん気になります。先日、知人が、現地へ送る支援物資のおむつや市販の薬に混ぜて、子どもたちへの折り紙やクレヨンを入れていたことに、ハッとさせられました。そんな遊びのものが、厳しい生活の中において、子どもたちは大切だろうな、と深く感じ入ったわけです。
 「震災孤児」が出てしまっている現実があります。天災でも、またあってはならない戦争や原発事故などの人災でも、辛く悲しい思いをしているのは「孤児」となった子どもたちではないでしょうか。厚労省は昨日、児童福祉士や児童心理士ら17人を岩手県に派遣し、実態把握をおこなうと発表しています。同時に、「震災孤児」の心のケアに向けて、現地に行く保育士を全国に募ったところ、200人超の保育士が応募してきたそうです。心ある専門家や保育士さんたちにより、子どもに寄り添える支援体制を整えることが急務と思います。

■子どもたちと考えたい被災地のこと
 くにたち市役所のロビーで、いま、“国連ユニセフと子どもの権利条約”の展示が行われています。そこには、貧しい経済状態で満足な衣食住・教育が受けられていない子どもたち、戦争などにより難民となった子どもたちの姿が、写し出されていました。いま、私たちが毎日TVで目にしている、この日本の東北地方の現状と重なり、心が痛みます。
 この展示を通して、市として、また担当課の子ども家庭部としては、市民や市内の子どもたちに語りかけ、自分たちにできることは何かを話し合うような機会に活かしていって欲しいと思いました。
 市では、23日、陸前高田市の災害対策本部がある給食センターに、支援物資を届けています。遺体を収容する納体袋やブルーシート、ガスコンロやトイレットペーパーなどを運びましたが、支援を必要としている方々、子どもたちを含めて、温かな食事、また衛生的な生活環境が一刻も早く整備されることを、願ってやみません。

■命の水
 23日、東京都の金町浄水場の水道水から、200ベクレルを超える放射性ヨウ素が検出され、23区と多摩5市で、乳児の摂取を控えるよう指示がだされ、都民に大きな衝撃を与えています。都議会生活者ネットでは、昨日、緊急申入れをしました。詳しくは、都議・山内れい子のHPにありますので、ご覧いただきたいと思います。多摩地区の地下水源活用率の引き上げを検討することなども、生活者ネットは強く要望しています。
 該当地域となった武蔵野市では、地下水8割ブレンドの水道水を飲んでいます。金町浄水場系の水は約2%に過ぎないので、「安全」と発表したそうです。多摩の誇りである地下水の涵養・保全が、都民の命にとって、ますます大事になってきていると実感しています。 
(3.25記)