1回の報酬、えっ14万円にもなる??

2011年2月18日 16時33分 | カテゴリー: 議会改革

任期中最後の「多摩川衛生組合議会」に出席

 昨日、クリーンセンター多摩川での組合議会があって出席してきました。昨年、有害ごみ焼却実験や不適正処理等の一連の不祥事が起こり、多摩川衛生組合のずさんな環境行政のあり方が明るみとなったことは、このHPでもたびたびお伝えしてきたところです。

 昨日の議会では、61項目にわたる「事故等再発防止策の一覧表及びスケジュール」が示され、それに伴う予算も計上されました。防止策の検討と進行管理は、今後、国立市を含む構成4市の部課長による「推進委員会」がおこなっていくことになりましたので、組合議会・議員としてしっかりチェックしていく責任も、同様に科せられたのだと思っています。

 私はこの2年間(2009年〜)、国立市議会から選出される4名の議員のひとりとして組合議会に出てきました。4月に統一地方選が予定されていますから、昨日出席した組合議会が、私の任期中、最後の議会となったことになります。

 組合と議会に対して率直な感想を言えば、実に閉鎖的なところだということです。一連の不祥事で明らかになったとおり、職員任せ、現場任せ、というより、職員や委託業者の勝手な判断で運営されている機関に成り下がってしまっています。理事者・副理事者すら萱の外の感があり、議員のチェックもまったく不十分だと思われ、構成市との関係、運営・組織の改革が必須です。

 通常、年3回の定例議会があり、年間42万円(月3.5万円)の報酬。2009年度の事務報告書によると、会議時間の平均は32分! つまり議員は、1回約30分ばかりの議会で、14万円も貰っている換算になります。議員にとって一部事務組合の報酬は「お小遣い」になる最後の砦、などと悪いうわさも立っているほどで、さらに、組合議会に選出される議員の「資格」が、会派人数の多い順!となっていますから、非常に特権的な議員集団となっています。

 さて、組合の信頼回復と透明性に向けて、議会としても、市民の納得のいく意味ある働きをしなければなりません。昨日、私が発言したことで、組合・事務局長より実施していくとの答弁があったことが1点ありますので、お伝えします。

 1/26の毎日新聞に「KEE環境サービス」労組が、来年度の雇用保証を求めたストライキ、との記事が出ました。KEE環境サービスは、焼却炉の運転に当たっていた委託業者で、施設設備にあたった㈱川﨑重工業100%の出資会社です。 今回組合が、有害ごみ焼却処分等に関して、現場の委託業者任せになっていた問題の反省から、再発防止策のひとつとして、指名競争入札を検討し、委託業者を分割発注するとの意向を示したことから起きたストでした。責任を委託先業者になすり付けるのか、との正当なる批判もだされていますし、当然、働く人の権利もあるでしょう。

 しかしながら、1998年オープン以来、川﨑重工業やその子会社に特命随意委託されていた業務を、これを機会に、構成4市の市民にとって透明性の高い指名競争入札とすることは、今の時代、当然の流れと思われます。組合からは、委託業者選定に関する改革を「事故等再発防止策」の「受託業者関連」の一項目に加えていくよう検討していく、との答弁を得ました。今後の実施に、大きく期待しています。