都計道3・4・10号線の交通量はどうなるか

2010年12月14日 19時37分 | カテゴリー: 国立駅周辺のまちづくり

12月議会・一般質問より、その②

 国立駅周辺まちづくりの「基本計画」は、都計道3・4・10号線の南延伸部分の築造とともに、駅前ロータリーから通過交通をできる限り減らして、歩行者優先の“くにたち広場”を創設していくことが掲げられています。市議会でよく取り上げられる都計道3・4・10号線ですが、まず、これまでの経過をお伝えしておきたいと思います。

■2006(H18)年当初「予算」可決—内、3・4・10号線予算8,659万円
地権者説明会資料作成・事業計画書作成・用地測量及び補正(全線)・境界確定作業
“用地測量や境界線確定”というのは、文字通り、地権者のお宅に入って測量をおこない、境界線を定める内容であって、道路築造において決定的な意味を持ちます。
 今、反対を唱えている共産党さんとても、この経過を抹消することは容易ではありません。経過に沿った形で、市民にとってより良い駅前空間のあり方を提案することが、各会派、各議員に求められていることだと考えます。

 さて、今年6月に、都計道3・4・10号線の将来交通量を推計する目的で調査が行われています。今回の一般質問で、調査結果と国立駅東側ガード下をくぐる交通量予測について確認したので、お伝えしたいと思います。
■調査実施日時:6月22日(火)、7:00〜19:00(12時間連続調査)—JR下り線の高架化後
■国分寺方面への北行き&ロータリーへの流入の南行き—ガード下の合計6,903台
2006(H18)年—ガード下交通量7900台。この4年前からは、約1000台の減少。
今回の調査を通して、今後、中央線北側の側道、西1条線の延伸、都計道3・2・8号線(府中所沢線)の完成など、周辺の広域的交通網の整備もあるので、都計道3・4・10号線の交通量は、現在のガード下の交通量よりも少なくなると予測している。

 交通量予測は、以上の通りでした。
 3・4・10号線は予定では、16m道路、歩道3.5m(左右)です。まちの中にどう位置づけていくかは、当然ながら今後の課題で、例えば、3・4・10号線と旭通りとの交通動線について、また五叉路となる所の安全性の担保などがあります。私からは、現在行われている「交通検討部会」で提案されているトランジットモールなど社会実験を行うことを再質問において提案しました。
 市としては、駅周辺での住民、商店会や交通管理者、道路管理者などの理解を得ることが必要で、そのためにも、社会実験などの実績のある市民団体との情報交換や手法等について協議していきたい、との答弁でした。

 今、国交省・道路局でも、中央市街地から一般車両を制限して、公共交通機関に開放するトランジットモールの施策に取り組む意欲の高い地区の募集を、随時受け付けています。また、「歩いて楽しめるみち」=「暮らしのみちゾーン」づくりで、クランクや一方通行規制、速度規制などを整備するみちづくりが、全国的にすすめられていることがわかります。これからの時代にふさわしい、誰もが歩いて楽しめるみちのあり方、環境に配慮した交通体系を整備していくよう、私からも再度要望しました。