二ツ塚処分場へ“搬入禁止”の事態に!

2010年11月15日 01時25分 | カテゴリー: 環境保全・循環型社会

再度、多摩川衛生組合の不適正処理

 これまでも、多摩川衛生組合の塩酸漏洩事故と有害ごみ焼却試験の問題について、このHPでお伝えしてきました(バックナンバー10月24日)。
 両事故の調査報告書がまとまった11月10日の同日、衛生組合管理者・石川稲城市長から、またしても、有害ごみの不適正処理が行われていたとのことで、たま広域資源循環組合への焼却灰の搬入が停止されてしまったとの驚くべき通知が届きました。国立・府中・狛江・稲城4市のごみは、11月9日から、二ツ塚処分場への搬入が停止になっています。

 その理由は、今年9月1日、廃蛍光管を粗大ごみ受け入れホッパーへ投入し、破砕後、ごみ焼却炉で燃やしてしまった、つまり、再度、二ツ塚処分場に、有害物質を含んだ危険な飛灰などを運んでしまった可能性が出てきたからです。

先日10月19日、急遽開かれた全員協議会では、9月1日の件については、まったく触れられませんでした。19日は、それぞれに大きな問題である塩酸漏洩事故と有害ごみ焼却試験に加えて、1トンもの塩酸漏れ事故も実は起きていたとの報告があり、複数の議員から、他にまだ隠している事故はないのか、との詰問も出たくらい組合の隠蔽体質が問われたところでした。

 11月10日、日の出町長より、広域資源循環組合・管理者宛に、町、町議会、自治会対策委員会の了解が得られない内は、搬入禁止は解除されないとの、当然ながら厳しい抗議文が届いています。

 有害ごみを、適正にリサイクルせず、なぜ、粗大ごみ受け入れホッパーへ入れて焼却するうような杜撰なやり方を再びおこなっってしまったのか。多摩川衛生組合の報告によると、
「蛍光管破砕機の故障や保管用のドラム缶が不足したため」
とあり、この何とも単純な理由に、重金属を含む廃棄物を扱う組合としてあまりに非常識であると、改めて愕然としています。(重金属汚染対策に関しては、府中・生活者ネットの重田ますみさんのHPも、ご一読いただきたいと思います。)

 多摩川衛生組合は、9月1日の事故に関して「当面の再発防止策」として5項目を作成・提示してきましたが、これで本当に再発防止となるのか、来週の「組合定例会議」で審議される内容と思います。

多摩川衛生組合議会 11月16日、午後2時〜 @クリーンセンター多摩川

 市民の方の傍聴も可能です。組合議会の抜本的な体質改善に向けて、私も議員のひとりとして、しっかり審議に臨みたいと考えています。