議員は市職員のやる気を失わせている

2010年6月3日 13時48分 | カテゴリー: 活動報告

「議会改革特別委員会」アンケート結果より

 6月市議会の初日の朝、首相の辞任表明が一斉に報じられました。
「クリーンな民主党に戻そう」との鳩山首相の最後の演説を、帰宅後読みました。私には、理念の部分以上に、「国難ともいえる時に」という言葉が心に響いています。天文学的な国債残高、第一次産業の低迷、限界にきている環境、固定化している日米関係、高齢・少子・過疎化している地域、医療崩壊……、誰もが「国難」を感じているから、8カ月前、政治の世界で政権交代が実現したのだった、と思い返していました。「国難」のいずれの課題も、まったなしの状態です。次のリーダーには、また私たちも、この8カ月を点検して、大胆な刷新を、また緒についた良い政策を前にすすめなければなりません。

 さて、昨日の市議会で、「議会改革特別委員会」の報告がなされました。
 議会内に設置され昨年6月よりスタートした委員会でした。委員会のほか、「市民の意見を聴く会」開催や「市職員へのアンケート」実施は、市議会としての新たな試みとして評価を受けていました—配布:474部、回収186部、回収率約40%。
 「職員アンケート」は、質問項目がわかりやすく、職員さんから率直な答えを引き出せていています。例えば、

Q1:現状の国立市議会を、どう感じているか?—満足4、不満91、普通72 他
Q3:職員として議会(議員)に改善して欲しいことは?—
議会の質115、議員の態度63 他
Q5:議会(議員)の悪い点は?—与野党対立、党利党略、反対のための反対、暫時休憩の多さと長さ、職員の業務量を無視した資料要求、職員の労力を無視した態度・無神経ぶり・配慮のなさ、市民感覚とずれた議論、ヤジの多さ、居眠り、議員の職業化、教条主義 他
Q7:議員定数(法定30名、現状24名)をどう思う?—多い107、妥当43、分からない23
Q8:議員報酬(年額約834万円)をどう思う?—多い97、妥当47、分からない29
Q14:議会(議員)の存在で、やる気が出た時はあるか?—ある38、ない82、分からない54
Q15:議会(議員)の存在で、やる気を失ったことがあるか?—ある81、ない43 他

 さらに、職員による「自由記述」が12頁にわたってまとめられています—市政・議会全体/議員の質に関する不満/議会運営/議員定数・報酬・視察/職員の仕事に対する無理解による不満など。ていねいな記述を繰り返し読みました。特別委員会は閉会しましたが、「今回のアンケートの企画は多くの職員が喜んでいる」とあったように、具体的な課題と提案を真摯に受け止めて解決していく責任が、私たちに課されていると痛感しています。

 明日からは、「一般質問」が始まります。意味ある提案がひとつでもできれば、と思って、今日も準備をしています。ご都合がつけば、市議会におでかけください。