地域に“たまり場”のある幸せ

2010年4月23日 15時17分 | カテゴリー: 活動報告

北福祉館30周年のお祝いに参加して

 いつ行っても人がいる、花がある、絵や写真が展示されている、子どもが本を広げている、笑いがある、そんなたまり場が私の住む地域にあります。市内に福祉館は5つありますが、いずれも運営のあり方や地域に合った特徴を感じさせられる会館になっています。その中でも、北福祉館は、文化的で発信力があると感じる居場所になっています。
 4月12日、北福祉館の創立30周年を記念する催しがありました。運営委員会がすべて企画し、記念式典と祝賀会が開かれました。祝賀会のお料理は、女性たちによるご自慢の手作り。お赤飯にお煮しめ、漬物にカルパッチョetc. 祝賀会の会場には、北福祉館前に永年住まわれ、昨年亡くなった藤井哲画伯の大作『カスティーヤの村の祭り』が寄贈・展示され、あたかも、天国から見守られているような幸せな感じがしました。

 運営委員長の飯島好子さんのお話しが、その後も深く心に残っています。
Ⅰ.建設まで(1971〜1980年)—4小PTAから出された北地域に集会施設をとの要望が出され、その後、請願や陳情を市や市議会へ幾度も上げていった。
Ⅱ.貸し部屋で終わらせない/講習会などイベントを企画(1981〜89年、1990〜2000年)—落成式が行われたその年から「文化祭」を開催、消防・料理・仲間づくりの会、児童館との連携、お花見の会、デイホームも始まっている。
Ⅲ.多面的な施設へと展開(2001〜2010年)—たまり場オープン(予算がつき健康器具ヘルストロンを設置)、まちかど本棚はじまる、指定管理者制度導入、ポケットパーク「ふれあい広場」をつくる。

 30年間を振り返ったお話しから、市や他地域との協議を持ちつつ、人と人が繋がりながら、時代にあった施設へと展開してきたことがよくわかりました。自主的な運営委員会に多くのご苦労や難問もあったはずです。地域にこのような居場所があることの幸せを改めて実感しました。

 さて、心あたたまる30周年記念式典に加えていただいた私としても、暮らしの課題に直面した時の憩いの場、学習の場として、また、ますます発信力あるコミュニティ施設であるよう、住民のひとりとして、しっかり関わっていきたいと思っています。