「修正案」示さない態度表明に大きな疑問

2010年3月27日 23時52分 | カテゴリー: 活動報告

3月議会—最終本会議の報告

 24日、国立市2010年度予算案は、市議会において賛成多数により無事成立しました。今回の各会派の賛否は、与野党がばらけて、是々非々による賛否が表明された点については、先のHP「予算立て—涙ぐましい地方自治体の努力!!」に示した通りです。

 今年度予算は、昨年より8.3%増え約255億9400万円。その膨らんだ要因は、現政権がすすめる「子ども手当」(約12億円)、昨今の厳しい経済動向を反映し増えている生活保護費(約14億4000万円)、そして永い間の懸案事項であったJR矢川駅バリアフリー化事業(約1億9500万円 )が上げられます。

 また、小中学校の耐震補強工事に対する国庫補助が、民主党政権下で63%も削減されたことを受けて、市としては「地域活性化・公共投資臨時交付金」を「公共施設整備基金」へ積み立てることで、今年度、予定通り実施にこぎつけることができた予算も入っています。

 他の重点施策として、国立駅周辺まちづくり基本設計等事業(約1200万円)、都市計画道路3・4・10号線南工区延伸(4000万円)、夜間24時間対応ホームヘルパー拡充事業、子ども(青少年)の居場所づくり事業、都市農業保全事業、日本非核宣言自治体協議会参画事業など、いずれも欠かすことのできない大切な予算が含まれています。

 今回、予算に反対に回った会派(日本共産党・民主党・社民党ら)の主な理由には、国立駅周辺まちづくり事業と都計道3・4・10号線があるようですが、上に示したとおり、予算額としては決して大きなものではなく、それを持ってして、他の全部の予算を否決することには、大きな疑問の声が上がっています。
 会派として政策判断があるのは当然ですが、市民の支払った税金の使い道を判断するという重責を担っている議員としては、削るべき予算を取りだし、せめても「修正案」を提示すべきと考えます。

 他会派によって予算は通るとタカをくくり、原案を丸ごと否決する態度は、あまりに怠慢だとの声を聞きますが、私もその通りだと感じています。