発生抑制策として家庭ごみ有料化も視野に

2010年3月19日 16時56分 | カテゴリー: 活動報告

3月議会報告その③

 一般質問で上手く答弁を引き出すことができず、その後、心残りになることがあります。いろいろ聞いたけれども、具体的にひとつ回答を欲しかった!!  ……そう思っても、後の祭りですね。今回“ごみ行政の方向性”に関して、「事業者との協議会の再開」は、そういった反省をした内容でした。「再開するのですね?」と聞き直せばよかった…。
 部長の答えを読み返してみると、実に巧みです。実施に向けて努力はするが、実現はそう簡単ではない、といった内容をていねいに答えている場合が多くあります。議員として私が未熟なのでしょうが、獲得目標を“これだけは”と定めて質問に立つことの大切さを噛みしめています。
 以下、主な質問と答弁をQ&Aでまとめてみました。

Q:“グリーンカード”を使っての「プラスチック製容器包装強化月間」を評価するが、プラごみを現状の不燃物の日と一緒ではなく、資源日の回収を再度提案したい。環境センターでのプラごみを手選別している費用、約1500万円を減らさなければいけない。
A:市民の皆様に、ごみ出しの日についてのご協力を仰ぐことにはなるが、分別が進む点から考えても有効なので、検討してみたい。
Q:国立市の「ごみ減量協力店制度」(事業者の環境への取り組みを市として奨励するしくみ)により、現在、53店舗が認定をうけている。今後、例えばレジ袋の有料化もしくは全廃、また拡大生産者責任(EPR)の方向をすすめる場合でも、事業者との連携が鍵になると思う。事業者との協議会を再開し、メーカーやスーパーと消費者を呼んでのシンポジウム等の開催を提案する。
A:かつて「環境フェスタ」(10月)の中で、講演会といったことを行っていた経過もある。リニューアルする形で、事業者、企業、市民団体、NPO等においても、シンポジウムのような輪が広がればいいと考えている。/span>
Q:家庭ごみ有料化は、2001年の東京都市長会での合意以来、ごみ問題審議会での答申、2006年の総合基本計画にも実施の予定が明記されてきた。昨今の三鷹市、府中市の有料化により、多摩26市中19市が実施しており、全住民を対象とした発生抑制策のひとつとして有効な策であると考える。国立市は狛江市などを例に有料化プランを立てていると聞いている。何を有料とし、一世帯当たり1カ月いくら程度の負担を考えているのか?
A:可燃ごみと不燃ごみを有料とし、資源ごみは無料とする考え。容器包装プラスチック等含め詳細は今後の検討となる。多摩地域の平均的な取り扱いで費用対効果を考えて計算しているが、一世帯当たり平均で500円程度と考えている。

提案として:有料化に際して、行政には、料金収入の使い途を明らかにする責任がある。町田市の「ごみゼロ市民会議」の例を紹介したい。有料化での徴収料金1億円を、集合住宅向けに電動生ごみ処理機の導入に、また堆肥をつくり市内農園で小松菜を栽培するなど、市内循環のしくみを構築していった。有料化した場合でも、市民の主体的な取り組みを支援するよう、財源の有効活用をお願いしたい。