今年はもう“凧揚げ”しましたか?

2010年2月5日 16時57分 | カテゴリー: 活動報告

地域に広場や公園が足りない

 国立市では、毎年1月、多摩川河川敷において“凧揚げ大会”が開かれます。保護者が実行委員となって行う大会に、今年も、たくさんの子どもたちが集まりました。凧は、各人の手作り。学校の場所で児童館職員から指導を受けて作り、好きな絵や模様で彩ります。蒼空に映える個性的な凧、凧、凧……。子どもたちは時間を忘れて、夢中でした。
 また先日、小金井公園で、何と600mの高さまで凧を揚げているおとなに出会いました。特注の道具に巻きつけてある糸の長さは2000m! 2kmです(写真)。子どもたちが声をかけると、その方は「持ってみるかい?」と、600mまで揚げた凧を手渡してくれます。道具をしっかり握りながら、遥か点にまでなった凧を追う子どもたちの目は輝いていました。
 そういえば私の亡くなった父も、お正月には、たたみ1畳ほどある和凧を揚げて、私たちに自慢していました。その遠い記憶を思い出し、冷たい風も何のその、外遊びの楽しさをおとなも満喫しました。

 さて現在、「次世代育成支援対策行動・後期計画案」が示されています。2月19日まで意見を募集しています。そこには、2010〜2014年までの「子育て支援サービスの目標事業量」が示されています。例えば拡大する事業として、
●休日保育事業(0→1園) ●病後児保育(1→2園) ●夜10時まで預かりのトワイライトステイ(0→1か所) ●泊まり養育・保護のショートステイ(0→1か所) ●一時保育(2→3か所)などがあります。
 これらはハード面での子育て支援策ですが、国立市が上位計画としている「子ども総合計画」はそれに留まらず、子ども自身の育ちを応援する内容が含まれます。つまり、子ども参加の推進(子どもの権利の尊重や参画支援)や子育てのネットワークづくりなど、ソフトの施策です。来年2011年からの「第二次子ども総合計画」で一本化されていくことになりますから、今年は、気の抜けない年となります。

 自由に外遊びがしたい、また、させたいと思っても、そのような空間がないと感じている方は多いと思います。今回の「後期計画」策定にあたって、市は、乳幼児保護者と就学時保護者へアンケート調査を行っていますが、「どんな遊び場、施設、施策が必要か」の問いに対して、一番多かった答えは「運動ができる大きな広場や公園」でした。
 子どもたちは体を十分動かして、友だちとの関係をつくりながら、心身ともに健やかに育っていくのだと思います。この機会に、皆さんと、市内の子どもたちの居場所を総点検したいと考えています。