政治は「夜」つくられてはいけない!!

2009年3月27日 14時47分 | カテゴリー: 活動報告

国立市2009年度予算、ともかくも成立

 1月、中長期にわたる「収支見通しと事業計画、健全化の方策案」を市民に示した関口市長が、3月議会に提案していた“09年度予算案”は、難産の末、成立しました。しかしながら、予算委員会での審議をまったくせず、最終本会議に戻して、市民に見えない所で、結果的に予算を決めた今回の市議会のあり方は、やはり「異常」であったと思います。
 「予算を盾にとって無理難題を吹っかける」、または、「市長提案に対して与党からも批判が出ている」などなど、予算審議未了の原因を、与野党間でなすり付け合っていては、置き去りにされた市民は、ますます政治から離れてしまいます。市長と議会とが、説得力ある手だてを持ち寄り、信頼を構築しつつ着地点を見つけて、市民のためとなる審議を果たさなければならない、と今回の事態を深く自戒しています。
 さて成立した予算の一般会計、約238億5500万円。特別会計、約153億。
 経常的な事業以外に、市として先送りのできない政策事業予算が入っていたため、気の抜けない日々が続きました。予算に入っていた主な事業は、次のとおりです。
●「小・中学校耐震化」/「小・中学校大規模改修」
●南部地域整備基本計画策定事業/城山南地区区画整理支援事業
●国立駅周辺まちづくり計画策定事業
●妊婦健康診査拡充事業
●市税徴収強化事業
●地域活動支援センター活動充実事業(しょうがいしゃ自立支援)
●本会議インターネット中継システム整備事業
●高齢者住宅用火災報知器設置助成事業 ほか
 
いずれも市民から、また議会からの要望を受けて、市として予算化した事業ばかりです。
 予算案に賛成—生活者ネット/民主党/社民党・みどり/共産党/自民党
     反対—明政会/公明党/つむぎの会/こぶしの木

 今回、野党のなかで、自民党・新政会が、予算を「賛成」しています。
 小中学校の耐震化を含め、国立駅周辺にしても、南部地域整備についても、現在、市が直面している課題を、野党会派の一部とでも共有できたことは、結果的に、市議会として大きな意味があったと思っています。市政を滞らせることなく、共に進めることが、市民にとって一番良いあり方だからです。
 ここで、ひとつ、朗報があります。
 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書を、賛成多数で国立市議会として国へ上げることができました。私たちの住む地球環境が、これ以上の危機に陥らないよう、温室効果ガス削減に向けた中長期的数値目標を設定し、それを法律とする必要があります。いま、環境NGO・NPO・市民活動団体は、サミットや各政党へ提言し、政治のあり方を変えるべく動いています。市議会においても、昨年、「環境基本条例」制定の請願を採択しています。国立市としても、循環型社会の実現に向けて、環境保全・回復に向けた具体策を、市民とともに着実にすすめなくてはなりません。
 こちらも、もう、待ったなし。停滞は許されません。