「定額給付金 2兆円給付の撤回を求める意見書」可決

2008年12月19日 16時08分 | カテゴリー: 活動報告

12/18くにたち市議会・最終本会議

 昨日、12月議会が終わりました。市役所を出たのは夜10時近く。それでも「早く終わったほうかも…」などと皮肉が出されるほど、くにたちの最終本会議の長さは定例化しています。
 というのも、議会運営委員会で決定された議事日程以外の「決議」などが自民・公明党を含む野党側から毎回提出され、暫時休憩に続く議運がその都度開かれるからです。昨日も「緊急質問発言」が、ある議員から求められました(件名「明和マンション裁判の求償権問題について」)。議運で本会議日程に登載すべきか、その緊急性が諮られ3対2で登載に。しかし本件に関しては、12名の議員により現在「調査特別委員会」が開かれている最中であり、傍聴している陳情者を夜遅くまで待たせてまで、本会議に持ち込んで行う必要はありませんでした。さらに言えば、つい先日の調査特別委員会において、提出議員と総務部長・担当職員との間で同内容の長い質疑がおこなわれ、ほぼ回答を得ているのだから尚更です。
 一方、昨日の最終本会議では、昨今の厳しい社会情勢を映し出す陳情や意見書案の採決が行われています。都市機構(旧公団)住宅に住む方々からの「家賃値上げの中止」を求める陳情(採択→「意見書」可決)、介護現場の人材確保・労働条件の改善を求める意見書(可決)など。そして私たち生活者ネットが提出した「協同出資・協同経営で働く協同組合法(ワーカーズ法)の速やかな制定」を求めた意見書も可決され(筆頭:板谷のり子)、国に要望を上げることができました。とても嬉しかったです。
 さらに今回、私も提出者となった「定額給付金2兆円給付の撤回を求める意見書」も可決となりました。12月議会で「定額給付金」について一般質問をした私は、新しい風・社民党・民主党、一人会派のつむぎの会・こぶしの木、共産党の議員とともに、「意見書案」を幾度も修正し準備してきました。
 本会議において自民党議員から、「提出者たちは、この給付金を貰わないのですね」との質疑を受けました。提出者の私たち議員は、個々人の貰う貰わないを問題にしたのではなく、生活支援としても経済対策としても効果の薄い「定額給付金」は政策ではない点を強調しました。また、麻生首相が「地方分権」と関連づけて定額給付金を語るのであれば、厳しい行財政運営を行っている地方自治体の実情に沿った使い道をさせるべき点も問題にしました。
 約7万3千人の国立市には、約10億円の給付金額が想定されますが、これだけの予算があれば、市民ニーズに合った、より効果的で未来に活かせる施策を自ら考え、実施することが可能になります。小中学校等の耐震工事、駅周辺のまちづくり整備、南部地域の狭隘道路の拡幅や農地・緑の保全、周産期医療・ケア体制、在宅を基本とした介護と医療体制の充実……。列挙すればキリがありません。
私の一般質問では、自治体が行わなければならない膨大な事務作業と個人情報管理、さらに人件費・事務費等の負担の大枠が明らかになりました。高齢者を狙った悪質な「振り込め詐欺」防止にも自治体は気を配らなければいけません。答弁を含めた詳細は、次回に報告します。
 来週は、市内遊説を含め、皆さんの近くに伺ってお声を聞きたいと思っています。その際は、どうぞよろしくお願いいたします。