予算「施策別枠配当方式」がはじまる

2008年11月14日 16時55分 | カテゴリー: 活動報告

「われら稲作人」と「有機農業」事業から考える

 先日11月8日は、大西ゆき子11周年集会にたくさんの方々にご参加いただきまして、お陰様で、私たちとしても節目の集いとすることができました。ここにお礼申し上げます。→詳しくは、国立・生活者ネットHPへ
 さて、今年も残すところあと1ヶ月半となりました。今年度、国立市で行ってきた事業が、どのように進められたか、また、生活者ネットの活動を振り返る時期でもあります。私が年間通して関わってきた農業関係の事柄として、谷保の古民家南にある「われら稲作人」での親子体験水田と有機農業モデル事業があります。このHPでも報告してきましたが、それぞれに収穫後の乾燥・脱穀・籾摺り・手作業での殻取りなどの作業をおこなっているところです。慣れないながら懸命にやってきましたが、いま改めて、一粒一粒の実りの貴重さを実感しています。
 しかしながら、この2つの事業の来年度の行方が気になります。共に作業をしてきた多くの方からも心配の声が挙がっています。片方の体験水田は、今後すすむ土地区画整理事業によってどのような影響を受けるのか。また片方の有機農業モデル事業は、来年取り組める土地が確保されているのか。どちらにしても、市民の関心が年々高まり、評価も上がり、自ら作業に関わりたいという方が多い事業です。市の方針・広報次第では、より広範な市民を巻き込むことができますし、事業として改善の余地もあります。今年限りでは、余りにもったいない!
 現在、国立市においても、来年度予算が組まれていく時期です。市長より「行政経営の方針」が示されました。「行政評価」の結果を反映し、来年度からは、「施策別枠配当方式」が実施されていきます。厳しい財政状況のなかにあって、新規事業や強化していきたい事業のコストは、各施策内で財源を生み出していくことが原則です。コストを維持もしくは削減する場合でも、必要なサービスなら成果を生み出していく工夫が必要となります。
 そのためには、行政によるサービスの提供にとどまらず、今後行政は、あらゆる分野において、関心ある市民を育て、ともに地域の仕事に関わることができる協働のしくみをつくり出すことが大切です。例えば、お米や大豆づくりを通して、環境体験学習をすすめ、また加工や販売の道筋をつくって、市内の地産地消、食物自給率を高めていく。ひとつの事業の持っている可能性をもっと追求したいものです。
 生活者ネットとしては、来年度予算編成への提案を市長に提出したところです。今年の活動を通して、また反省も踏まえ、的確な提案を続けていきます。