年金天引きがはじまった−自治体窓口大わらわ!!

2008年4月18日 15時44分 | カテゴリー: 活動報告

今日、北地域でも「後期高齢者医療制度」説明会

 年金記録を確認する「ねんきん特別便」が送り始められてから数ヶ月がたちます。社会保険庁では昨年12月末までに約48万通の「ねんきん特別便」を送付したそうですが、記録訂正の申出があったのは2月初旬頃までで約3万6,000件(7%程度)。持ち主が確認された記録は約1割とのこと。およそ5,000万件もある公的年金の記録漏れの解明作業は、出足からつまずいています。 
年金制度が大きくぐらついている中、今回、75歳以上の方の保険料が、この年金から天引きされることになり、今週15日から天引きが始まりました。4月、天引き額の通知書が届けられた頃から自治体の相談窓口には問い合わせや苦情が相次いでいます。国立市の1階窓口にも、実際に訪れる方、電話で相談される方がおおぜいいらっしゃいます。
 国立市の3月議会には、「後期高齢者医療制度を中止・撤回するよう政府に意見書の提出を求める陳情書」が提出されました。この陳情は、福祉保険委員会では4対3で採択となりましたが、最終本会議で池田議員が趣旨採択としたため、「不採択」となり残念な結果でした。ともかくこの「陳情」には「医療制度改革」の問題点が、よくまとめられていました。
●今まで扶養家族であった人を含め、75歳以上すべての人から保険料を徴収
●年金月額1万5千円以上の人は、年金から保険料が天引き
●65〜74歳の障害認定1〜3級の受給者も対象
●保険料額はこれまでの国民健康保険より高くなる見込み
●医療費が「包括払い定額制」となり医療を受けることに制限がかかる恐れがある
●保険料未払いの人は保険証に代わって「資格証明書」が発行される。窓口で一時全額払い
●74歳までの人は医療制度4割拠出のため「支援金」を払う(現在の2割増し見込み)
などなどですが、今回の「国民皆保険制度改正」は、国民の知られるところとなっていなかった点が非常に問題です。そこへきて桝添厚労大臣が、「長寿医療制度」とネーミングを改めようとしたことで、国民的!反発を買っていました。率直のところ、皆の気持ちでは、今回の医療制度改正、「現代版“乳母捨て山”」のようで、老若男女等しく納得できていないのではないでしょうか。制度が始まってしまった今となっては、より安心して老いることができるしくみに近づけるよう、修正・見直しの声を上げなければなりません。今日、北の地域でも、市による説明会が開かれます。私も参加して、提案につなげたいと思っています。