「明和裁判最高裁判決」と「市民の陳情」ほか

2008年3月21日 15時58分 | カテゴリー: 活動報告

<総務文教委員会>が終わって

国立の議会は、先週、各常任委員会が終わり、付託案件の審議がほぼ終わりました。この間、新聞でも報道されましたが、国立の大学通りに建った高層マンション「明和地所(株)」から国立市が訴えられていた損害賠償請求に対する最高裁判決が出され、私の所属する<総務文教委員会>で報告を受けました。これまでの経過は、東京地裁(第一審)で4億円、高裁(第二審)では、それが3億7500万円!下がり2500万円の賠償金が言い渡されました。3億7500万も下げられた功績として、二審裁判から加わった補助参加人とその弁護団の大きな働きがあります。今回の最高裁結審は、高裁判決の①「地区計画条例」を適法とし、②前市長の「営業妨害行為1500万円」と「信用毀損行為1000万」を認定したものです。さらに、03年4月1日から支払い済みまで年5%の利息としての遅延損害金がここに加わります。
■国立市—2500万円 遅延金約625万円(08/03/31支払い予定) 合計約3125万円
 突然視界がうばわれ、暖かな陽光が高層マンションによって遮られて住環境が一変するこの問題は、9年に及び、日本全国で話題となるなか、広範な市民を巻き込んだ住民運動となってきました。明和地所(株)は、昨今のニュースでは、今度は渋谷区で、絶対高さ制限条例(40m)制定予定(8月)の直前に駆け込みで、27階建て90mの超高層マンション・クリオ富ヶ谷計画をすすめており、住環境を守りたい住民の反発を煽っています。
国立ネットでは、紛争のないまちをめざして、今週、“まちづくりフォーラム”を開催します。今回の問題も振り返って、予防策について市民が学習する場としたいと考えています。皆さま、ぜひ、お誘い合わせのうえお出かけ下さい(「お知らせ」参照)。
 ともかく、市民がまちを自治することが大切です。今議会にも陳情が多く出され、市民から直接訴えを聞く、貴重な委員会となりました。陳情7本の結果は、国立ネットのHPをご覧ください。私からは<総務文教委員会>の案件・陳情(一部)の結果を報告します。
 ●「学校教育構想審議委員会条例案」 →不採択(4対3) ★3条「組織」—「委員15名以内(市民3名・小中学校保護者3名、育成会・民生児童委員・保護司ら地域教育者3名、学識3名以内、校長ら学校関係者3名以内)」、6条「会議」−「必要に応じて、委員以外の者の出席を求め、意見を聴くことができる。」ここに、給食や子ども参加のあり方など意見を収集することを、ネットは提案しています。
 ●公共工事における公契約法制定につながる施策を求める陳情 →不採択(4対3)
 ●離婚後の親子の面接交渉の法制化を求める陳情→不採択(4対3) ★国会レベルでは審議されてきた経過のある法だが、地方議会では“初”と聞いています。
 現在、陳情者からの「趣旨説明」と委員からの陳情者への質疑は、暫時休憩中におこなわれ記録に残りません。市民と各議員のやりとりの議事録化は、小金井市ではなされています。国立市議会における改革すべき直近の課題と思っています。2本の陳情については、最終本会議で委員会決定が覆る!? お楽しみに!