「学校教育構想」等のスタートに当たって

2007年10月26日 14時19分 | カテゴリー: 活動報告

……教育委員会へひと言

先週の日曜、雲ひとつない秋晴れの一日、古民家前の水田では、いよいよ収穫・稲刈りの日を迎えました。6月の田植えから、早4ヶ月。稲穂も頭を垂れて、重たさも限界です。鎌を手にザクリザクリと刈っていきます。子どもたちが稲を刈っていく早さに、大人たちの藁でそれを束ねる手順が追いつかず、大変でした。束ねた稲を掛け干しし、雨よけのビニールシートを張って、それにひもを掛けるまで3時間。指示されるままに、腰を屈めて手を動かし、時を忘れました。その後、谷保の味「にーだんご」(煮だんご)のご馳走に預かりました。今回私は子どもとともに、手取り足取りの指導を受け、米作りの一端に加わることができました。この体験を通して、農業を仕事としている方にとって、特に人手が足りない等のご苦労は、さぞかししんどいものだろうと想いを馳せました。3週間後は「脱穀・籾摺り」。私にとっては、出向ける田圃があることが、勝手なようですが、今は嬉しいです!
話は変わりますが、24日、「全国学力・学習状況調査」の結果が公表されました。
新聞の社説や学識のコメントの多くが、「全国的な学力テストは不要?」といった内容となっていました。確かに、基礎学力は付いているが、応用が出来ていないといった一般的な結果であれば、すでに都道府県レベルや抽出によるテストで分かっています。70億余りの莫大な予算を使いながらも、ひとり一人の生徒にとっての意味を導き出せていないのが実情のようです。
それならば、前回のHPに重なりますが、教育環境を整える方に、ぜひ予算配分をお願いしたい。児童数を減らすこと、司書や栄養士、心の相談員を増やすなど、教師が子どもとしっかり向き合える環境こそが、いま最も求められています。各教育委員会から国に向けて、今回の「学力テスト」について率直な意見を上げるなど、ぜひして欲しいものです。
同日24日、国立市の教育委員会定例会がありました。今後、くにたちの教育の指針となる「学校教育構想」、また「放課後子どもプラン」、今回の「全国学力テスト」の結果公表のあり方等、各委員の学習・研究に基づいた積極的な議論や提案を期待して、傍聴していました。残念ながら、そられについては語られることがありませんでした。特別支援教室の充実や、給食センター建替えに関して、PFI方式の内容について突っ込んだ質疑がなされていたことは注目しました。しかし、教育委員には、専門の立場から、より豊かな教育展望と提案を、とどうしても望んでしまいます。