ホントに「誰もが安心して地域で暮らす!」ために

2007年4月9日 14時07分 | カテゴリー: 活動報告

都知事選が終わって

都政のあり方を変えたほうがいいと思う人が多かったにもかかわらず、昨日は、東京都のリーダーを変えることができませんでした。変える(変革)ことは、現状のままに比して、とてつもなく大きなエネルギーを必要とします。実際に方向転換をしてみる勇気、また、新たなリーダーに託す決断が、充分な時間とともに選ぶ側に与えられてなかったのかな、と考えてみたりします。とても残念でした。
しかし、私たちは、いまこそ、福祉・環境を優先するリーダーを求めています。社会において少子高齢化問題、そして地球温暖化問題はまったなしの対応が迫られています。3選を果たした石原都知事の目が、きちんとそちらに向いているかというと、はなはだ不安です。
当確直後、石原知事は、「都民は安全で安心な暮らしを求めている」と発言しました。石原さんの「安心・安全」はこれまで、外国人への取り締まりを含めて、「治安対策」と結びつけられてきたことは、周知のところです。国の外交政策のあり方も、平和外交を地道にすすめる方向よりも、特に、アジア諸国に対しては高圧的に迫ってきました。石原知事のホンネは、中国人や韓国人を「三国人」として差別する態度に現れていました。
ですから、石原さんから「安全で安心なまち」と言われると、私は背筋がゾッとします。自衛隊や警察による監視、在住外国人の取り締まり……。国際都市東京にあって、都民が求めているのは、それではない! と声を大にして言いたくなります。
10日ほど前の能登半島地震においても、ある村では、6500人の人口のうち、65歳以上の高齢者が半数を占めていると言われます。日本のいち地方における高齢化の現実が、ここにあります。
そのような現実にあって、震災後の仮説住宅設置の際、大事なことは、単に住宅設置にとどまらず、高齢者用ケア施設を中心に据えることが不可欠であると言われます。ケア施設が仮設住宅の真ん中にあれば、安否確認を含め、声を掛け合うこともスムーズに行きます。「安心して暮らす」ことは、人を管理することではなく、このようにキメ細かな配慮に基づいた支援策であると考えます。
地域に必要なこと、必要な仕事は、地域住民の私たちが一番知っています。子どもからお年寄りまで、人の命を大切にする、やさしいまちづくりをしっかり進める時です。人と人との支え合いのネットワークを含めて、私は、しっかり地域づくりをしていきたい、と決意を新たにしています。