いまの時代にふさわしい都知事を

2007年2月23日 17時42分 | カテゴリー: 活動報告

これ以上は危険−石原都政にみる末期的症状

都議団・生活者ネットワークでは、石原都知事2期目を評価するにあたり、30点という厳しい点数を付けました。
30点分の評価は、就任初期に行った、排気ガス規制としての「ディーゼル車NO」の政策など東京の環境保全への政策です。一方、厳しい評価の理由は次のとおり。
都知事は長期構想が嫌いといっています。その結果、2期目出馬のサプライズ政策として打ち上げた「新銀行東京」は、都市銀行の貸し渋り対策や中小企業支援となるどころか、経営破綻の危機に面しています。また今回3期目出馬を睨んで打ち出した“東京にオリンピックを”の政策ですが、これから毎年1000億円もの基金をつぎ込んでいくとのこと。しかしこれまで、他国や多民族に対して「三国人」など露骨な差別発言を繰り返してきた石原さんです。国際親善や他民族との協調が問われるオリンピックを招致する都知事として、ふさわしいのかどうか、疑問です。
東京都教育委員会による行きすぎた管理は、地域での教育現場の主体性をとことん否定してきました。全国でも稀な「日の丸・君が代」の強制にみられる通達と処罰には、恐ろしい暴君すら想起させてきました。現在、知事四男への不明朗な公費支出や、税金を遣っての料亭での豪華な接待にみられるように、石原都知事は公私混同が甚だしく、都政も、権力者にありがちな末期的症状を呈してきました。強者の論理、またハデ好きな石原さんの印象を、都民に強く残しています。
昨日22日、私たちのまちの上原公子国立市長は「石原都政はできるだけ早く変えたい」と記者会見しました。石原都知事を支持しない理由として「ニートやフリーター、高齢者が生存権を危ぶまれ悲鳴をあげているが、都には届かない」からだと。この発言には、深く納得させられます。
1000万以上のさまざまな人が仕事をし暮らす大都市東京です。競争や流動性が激しく、人もまちも潤いを無くし、ひどく疲弊してきています。子どもからお年寄りまで、また多くの他民族の住民を含めて、立場の異なる人を管理したり軽視することは、これからの時代に逆行しています。
長期的展望のもと、地域分権・地域自治を支援し、人の命に直結する環境・福祉優先の政策を第一にすすめる知事の誕生を、私も強く望んでいます。